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一般的にケガや病気で入院したり、診察を受けるために通院する場合には健康保険によって診療を受けます。
健康保険が適用されれば負担は3割で済みますし、入院や手術によって高額の医療費となる場合には、申請することで自己負担分を除いた金額が戻ってくることになっています。
ところが申請した後にお金が戻ってくるため、一旦は窓口でお金を支払う必要があります。
またそもそも保険が適用されない自由診療による場合には、全額を自己負担で支払う必要があります。
このような場合に利用するのが医療ローンです。
長期の入院があらかじめ分かっているのならば医療ローンも検討してください
緊急手術を除き、ガンであっても手術の日時をあらかじめ予約しておきますし、その予約の際におおよその入院日数を教えてもらいますよね。
手術の内容によっては数か月以上の入院をあらかじめ知らされることだってあります。
その際に気になるのは、やはり医療費ですよね。
医療保険などに入っているとしても、基本的には退院してから請求しますし、高額医療費の請求も月ごとにできるとしても、支払ってから返還される形ですからね。
そのために窓口で支払うお金をどうやって用立てるのかが難問になります。
このような場合に心強いのがメディカルローンなどの名前で手掛けている医療ローンです。
銀行や信販会社で取り扱っていますが、信販会社のローンは医療機関と提携していることがほとんどで、自由診療で高額となる場合に利用することが多く、一般の入院や手術の場合には銀行のローンを利用することになるでしょう。
美容整形などの自由診療の場合には提携している医療ローンが使える
美容整形外科などによる診療は自由診療と言って健康保険の適用外となるのがふつうです。
健康保険が適用されませんから3割負担ではなく、全額を自己負担しなければなりません。
このために美容整形外科などでの診療はどうしても診療代が高くなってしまいます。
このために医療機関と信販会社が提携して、医療ローンを使えるようにしてしていることが多いですね。
申込は医療機関で申込用紙に記入するだけなのですが、信販会社で行う審査を必ず通過できると言うものではなく、クレジットカードの申込と同等の審査が行われるようです。
また信販会社のローンは全般的に金利が高めであることにも注意が必要です。
銀行の医療ローンは金利が比較的低めなのが良い点ですが、自ら銀行の窓口へ出向いて申し込む必要があります。
また医療ローンを扱っていない銀行が多い点には注意が必要です。
医療機関で利用するから医療ローンだと決めつけないで
家を買うから住宅ローンですし、自動車を買うからカーローンを利用するのはその通りなのですが、医療機関の窓口で支払うから医療ローンを使わなければならないとは限りません。
先にも書きましたが信販会社系の医療ローンは比較的金利が高めですし、銀行によっては医療ローンの取り扱いがないことも多く、この場合にはフリーローンを使うことになります。
でももっと手軽に申し込みが出来るローンがありますよ。
それはカードローンです。
特に銀行のカードローンは金利が低めに設定されていますし、銀行の窓口へ行かなくても申し込みが出来る点が良いですよね。
カードローンは資金の使い道が限定されていませんので、医療費そのものの支払いはもちろん、入院に際して必要なパジャマなどの備品の購入だって自由ですからね。
医療ローンと決めつけずに、カードローンの利用も検討してみてくださいね。