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電車に乗るたびにいちいち切符を買うのってめんどくさいですよね。
そんな時におすすめできるのが電子マネーのSuica。
カードをかざすだけで運賃を払える優れものです。
今、このSuicaとクレジットカードと一体になっているものが増えています。
いまさら聞けない、Suicaってなんなの?
SuicaとはJR東日本が提供するプリペイドカードです。
切符を通すのと同じ要領で改札にタッチすると、乗車駅の情報が記録されます。そして、電車を降りた駅の改札出口で再びSuicaをタッチすると降車駅の情報が記録され、区間の運賃が計算されます。
つまり、切符を買う時間が節約できます。
Suicaには通常のカードのほか、名前を印刷できて再発行可能な記名式カード、定期券の代わりに使えるタイプがあり、JR東日本エリア内の券売機や緑の窓口で購入できます。
どこでチャージするの?
プリペイドカードである以上事前にお金をチャージしますが、SuicaのチャージはJRの駅のほか、コンビニをはじめとする提携店舗で行えます。ネットにアカウント登録すればオンラインでチャージが可能です。(チャージは20000円まで)
改札で使える電子マネーはPASMO、ICOCA、はやかけん、ICSCAなど地域によっていろいろありますが、Suicaはこれだけの電子マネーと相互利用ができます。
Suicaは電子マネーとして使えます
電子マネーであるSuicaは電車やバスに乗る時以外にショッピングで使えます。コンビニやスーパー、飲食店や書店、家電量販店などよく使う店はホームページからチェックできます。
クレジットカードにSuica機能が搭載!viewカードを1枚持っておくと…
Suicaは確かに便利ですが、さまざまなカードを持ち歩くのはかさばって面倒です。そこで、クレジットカードとSuicaを1枚にまとめてしまいましょう。
それができるのは2017年11月現在ではviewカードだけです。
viewカードはJR東日本グループ発行のクレジットカード。「ビュー・スイカ」というオーソドックスなカード以外にも、ビックカメラやルミネなどさまざまな会社と提携しています。
交通機関をよく使うという人はぜひviewカードを使いましょう。メインカードの乗り換えもおすすめです。
サブのクレジットカードに使う人でもviewカードを持っておきたい理由
viewカードはSuica最大のデメリットを解消してくれるため、サブカードであっても役に立ちます。
Suicaはプリペイドカードですから残金が足りないと改札で止められてしまいますね。したがって使う時は常に残額を気にしなくてはいけません。
しかし、viewカードならオートチャージ機能がついているから安心です。
オートチャージ機能は「残高が足りない状態で改札にタッチした時、自動で設定額までチャージしてくれる」という機能で、改札で止められる恐怖から解放されます。
オートチャージされたお金はクレジットカードで決済されたことになるため、通常の支払いと一緒に明細の記録が残ります。
viewカードはSuicaを使いながらポイントを貯められるクレジットカード
Suicaを使いながらポイントを貯められるのもメリットです。具体的にはお金をチャージした時かオートチャージが行われた時、乗車券等を購入した時などにポイントが多くつきます。
しかも普段は1000円に月5円相当のポイントが付くのに対し、このような場合は15円相当のポイント、つまり3倍もらえます。ただし、定期券の発行によるポイントはみどりの窓口限定です。
また、クレジットカードの明細をWEB明細に変えるだけで毎月50円相当のポイントがたまります。ポイントは商品や商品券、他社ポイントへの交換が可能です。
viewカードは何歳から発行できるの?
viewカードはSuicaカードと言うよりは、その機能が付いたクレジットカードという扱い。そのため、発行は18歳以上となっています。
しかし、大人の休日倶楽部カードについてはその趣旨から50歳以上と定められています。
viewカードにはこんな種類があります
viewカードにはいくつかの種類があるため簡単に紹介します。
ビュー・スイカカード
viewカードの発行するスタンダードなクレジットカードです。年会費は477円かかりますがWEB明細にすれば600円相当のポイントが返ってくるので実質無料と言ってよいでしょう。
リボ払い専用のクレジットカードなら年会費が無料になります。
このカードを選ぶメリットは定期券として利用できる点です。
ビューゴールドプラスカード
ビュー・スイカカードがグレードアップしたクレジットカードで10000円の年会費がかかる分、空港ラウンジが使えるなど優待が付きます。このクレジットカードは20歳以上で発行できます。
大人の休日倶楽部カード
大人の休日倶楽部に入会している方向けのクレジットカードです。
提携のクレジットカード
提携のクレジットカードもいくつか発行されていて、多くがSuicaのオートチャージに対応しています。例外はフェザンカードとペリエビューカードの2種類です。
また、一部の提携カードはSuicaの代わりに提携企業のポイントが貯まる仕様になっています。申し込みをする前に良く調べましょう。提携カードはSuicaマークが目立ちおしゃれ度が少し落ちます。
ゆうちょ銀行はSuica付きキャッシュカードを発行している
2枚目、3枚目のクレジットカードをわざわざ持ち歩きたくないなら、キャッシュカードと一体型のSuicaを使う選択肢があります。
ゆうちょ銀行はSuica付きのキャッシュカードを発行しています。普段キャッシュカードを持ち歩いている人ならSuicaを持たなくて良いため非常に便利で、改札を通るときも財布から出さなくてOKです。
また、ゆうちょ銀行は全国の郵便局で預け入れ、引き落としができるため実用面でも非常に便利です。カードの発行には数日かかるためすでにキャッシュカードを持っている人は早めにSuica機能をつけておきましょう。
さらに便利に、viewカードとモバイルSuicaのあわせ技
Suicaは対応端末であればスマホをカード代わりに使うことができます。それが、モバイルSuicaというサービスです。
モバイルSuicaはスマホとカードを一体化できるだけでなく、スマホを使っていつでもどこでもSuicaチャージをできるため非常に便利です。
もちろん、モバイルSuicaは定期券としての利用も可能です。
モバイルSuicaの登録は簡単です
モバイルSuicaを使うためにはSuicaのアプリをストアからダウンロードして、会員登録をします。名前、電話番号、メールアドレス、クレジットカード番号などを入力すればOKです。
年会費は1030円、viewカードを登録すれば年会費無料に
年会費は1030円かかりますが、viewカードを使用クレジットカードに登録すれば年会費が無料となります。しかも、viewカードを登録しておけばモバイルSuicaでもオートチャージができるようになります。
モバイルSuicaならネットショッピングもできる
モバイルSuicaを使えばAmazonやヤフーショッピングなどいくつかのネットショッピングでSuicaが使えます。
モバイルSuicaでviewカードを使うときの注意点
モバイルSuicaはクレジットカードとSuicaの登録が別個で行われるためSuica一体型のクレジットカードはクレジットカードとしての情報しか登録できません。したがってモバイルSuicaでオートチャージを利用したい場合はviewカードのほかにもう1枚Suicaカードが必要です。
スマホで一元管理、Apple payとの併用も便利
iPhoneをお持ちの方はAppleWalletにSuicaを登録できます。Walletはクレジットカードやプリペイドカードを管理するアプリで、Walletに登録されたカードを使って決済をするApple payというアプリと連携しています。
Suicaの登録はスキャンするだけ
Suicaの登録方法は非常に簡単で、カードをスキャンするだけです。そして、設定メニューからエクスプレスカードをSuicaに設定すればモバイルSuicaの登録なしでスマホをSuicaカード代わりにできます。
しかもSuicaは複数枚登録できるため用途に合わせた使い分けも簡単です。
オートチャージをしたいならviewカードが必要
WalletアプリはSuicaのチャージをその場で行うことができます。
しかし、Apple payに登録するだけではオートチャージは使えません。オートチャージを使うときはモバイルSuicaに会員登録とviewカードの登録をします。そしてオートチャージ設定をしてください。
WalletやApple pay上で特別な操作は不要です。
現金を持つよりはカードの方が便利でした、そしてカードを持つよりもスマホにまとめたほうが確かにスマートですね。
Suicaと一体になって、スマホでの管理もできるviewカード。
さまざまな設定が必要になって、中級者向けとも言えます。
初期設定は少し大変ですが、それだけ便利になるクレジットカードです。