クレジットカードの利用枠操作方法!増枠で使いやすく減枠で安全に!

クレジットカードの利用枠を上げることで、ショッピングやキャッシングをたくさん使えるようになります。反対に下げることで、紛失・盗難時のリスクを下げられます。ただし、どちらも今後の影響を考えて、慎重に申し込む必要があります。

佐藤コラム

クレジットカードの利用枠を操作する方法!増枠すれば使いやすく減枠すれば安全に!

投稿日:2017年10月15日 更新日:

クレジットカードの使いやすさを決める、1つの大きな要素が枠です。

枠が大きいほどたくさん買い物できますし、キャッシングでお金を借りられるようにもなります。

クレジットカードの利用枠を操作する方法!増枠すれば使いやすく減枠すれば安全に!

そして、この枠は上げてもらうことができます。そのため、利用者の多くが増枠してもらおうと躍起になっています。

しかし、ただ「上げてください」と言っても上げてはもらえないもの。枠を増額するためには、何より堅実な利用を続ける必要があります。

利用枠の意味とは?枠を超過した時に何が起こる?

そもそも枠とは、一定の期間で使える上限の金額を指します。たとえば、ショッピング枠が10万円と定められている場合、10万円までしかクレジットカードを使った支払いができません。

上限を超えたクレジットカードをネット通販などで使うと「カードをご利用できません」というメッセージが表示されるはずです。

なお、ネット通販では、単に「利用できません」と表示されるだけで「上限を超えています」とは出ません。このことを知らないと、なぜ使えないかが分からないという罠に陥ってしまいます。

一定の期間とは1ヶ月ではない、支払いがなければ枠は戻らない

「一定の期間とは、具体的にどのくらいか?」と聞くと、ほとんどの方は「1ヶ月」と答えます。大雑把に言えばけっして間違いではありませんが、もっと厳密には、引き落としされるまでの期間だと言えます。

つまり、ここで大切なことは2つです。1つ目は、月が明けたからと言ってリセットされるわけではないということ。たとえば支払い日が毎月10日なら、10日にならなければ上限いっぱいまで使えるようにはなりません。

そして2つ目は、それまでの利用額のすべてが引き落とされなければリセットされないということ。たとえば、リボ払いで月に少しずつしか支払わないケースでは、未払い分はショッピング枠を圧迫したままです。

なお、一括払いを忘れてしまった場合、枠がリセットされないだけでなく、さらに遅延扱いになります。カード会社によっては、クレジットカードそのものの使用を停止されることもあるため気をつけてください。

3種類の枠を正しく把握、1つの枠が空いていても機能が使えないことがある

また、一口に枠と言っても、次のように3つの種類があります。

・総利用枠
・ショッピング枠
・キャッシング枠

それぞれ名前のとおりのため、理解は簡単かもしれません。しかし、それぞれが独立して機能していることに気をつけてください。たとえば、次のようなケースを考えます。

・総利用枠:30万円
・ショッピング枠:30万円
・キャッシング枠:10万円

ショッピング機能で30万円使い切ってしまったとします。この時、キャッシング枠がまだ10万円分フルで残っています。しかし、この時点で総利用枠の30万円に引っかかるため、キャッシングはいっさい利用できません。

継続利用、グレードアップ、申請。枠を増やす3つの方法の特徴とは

枠が増えるということは、それだけ買い物も借り入れもたくさんできるようになるということ。そのためには、次のような方法があります。

ひたすら使い続ける

クレヒスを育てるとも言います。毎月コンスタントに使って、支払いをしっかりしていれば、「この人には、もっと使わせても大丈夫だな」と判断されることがあり、この時点で増額した旨を知らせる手紙が送られてきます。

自分の意思で増やせず、また増額審査の基準も分からないという点が難点です。利用者側からすれば、とにかくコンスタントに使い続けるしかありません。

しかし、この方法は言ってみればクレジットカード会社が太鼓判を押してくれたのと同然なわけです。そのため、もっとも安心安全な増額方法だと言えるでしょう。

カードをアップグレードする

通常からゴールド、プラチナ、ブラックへと上げていくと、自然と利用枠も増えていきます。ただし、アップグレードする時は審査が必要で、かならずしもできるとはかぎりません。また、ゴールド以降は年会費が必要になることが普通です。

年会費や付帯サービスなど、他の要素と併せてお得かどうか考えたい方法です。

増額申請する

利用者側からクレジットカード会社に「増額してください」と伝える方法です。これには2種類あるため、詳しくは後述します。

増額の方法は2種類、どちらが良いか判断してから公式サイトかサポートセンターへ

増額申請には、次の2種類があります。かならず、どちらにするか決めてから申し込みましょう。

1.一時的に増やしてもらう
2.半永久的に増やしてもらう

1は冠婚葬祭や海外旅行、引っ越しなど大きなイベントで行います。比較的通りやすいほうではありますが、高い確率で使用用途を訊かれる点に注意してください。ただ何となく増やしてもらうのではなく、明確な目的を持って申請しましょう

2は少し通りにくい方法です。事前にクレヒスを育てて、優良顧客である必要があります。

通ったとしても、以降の対応が厳しく、支払いの遅延などがあったらすぐさま引き下げが行われます。「自分で申請したからには、しっかり払ってください」ということです。

なお、どちらも公式サイトのマイページからか、サポートセンターに電話で直接申請します。

クレジットカード上級者向け、枠を下げるという活用法

ほとんどの方は枠を増やすことを考えます。しかし、反対にあえて下げることも可能です。これは公式サイトのマイページか、電話で問い合わせることで行われます。支払いのハードルが低くなることから、基本的に審査は行われません。

減額のメリットは安全になって、新しいクレジットカードを作りやすいこと

減枠するということは使える範囲を狭くするわけですから、好き好んで行う方はあまりいません。しかし、次のように意外とメリットが多い賢い方法です。

使用上のリスクを減らす

クレジットカードを使う上で、使いすぎのリスクは避けられません。特に枠が大きいほど、自分のキャパシティを超えた利用をしてしまいがちです。

また、盗難・紛失時に使われてしまうことも厄介です。減枠によって、これらのリスクを予防できるようになります。

与信枠を空ける

複数のクレジットカードを持っている方は、新しいカードが作りにくくなります。これは「この人は合計でいくらまでクレジットカードを使える」という合計を参照しているからです。

たとえば、1つの利用額が10万円しかなくても、それが10枚もあれば100万円となり、支払いが困難になってしまいますね。そこで、1人ずつに「後いくら分だけ作れる」という与信枠が設けるわけです。

増枠してもらうということは一見嬉しいことのように感じられますが、一方でこの与信枠を圧迫してしまうというデメリットもあります。このままでは、新しくカードを作りたい時に、そのせいで審査に通らなくなってしまうことが。

そこで、あえて減額することで与信枠を空けて、本当に欲しいクレジットカードを取得する時に活かすという裏技が使われます。

減額で起きる3つの罠、安易に申し込まないように注意

枠を下げることには審査を必要としません。このことから増枠よりも気楽に行えますが、注意点がまったくないというわけではありません。

枠をゼロにはできない

基本的に総利用枠をゼロにはできません。会社によってまちまちですが、基本的にショッピング枠は下限10万円まで、キャッシング枠はゼロまでが多いようです。完全にゼロにしたい方は、クレジットカード自体を解約しましょう。

元に戻せるとはかぎらない

「もともとはこの額だけ使っていたのだから、すぐに戻せるでしょう」と思って減枠しがちですが、増額の時には再度審査が行われます。使用状況によっては、それで落ちてしまうことも考えられます。

精算の必要

分割・リボ払いで支払い途中だった場合、引き下げるには精算してからでないといけないことがあります。

増枠審査を切り抜ける5つのコツ。しかし、収入を増やすことが1番の対策です

「何度申請しても増枠してもらえない」そのような方のために、大切なことをまとめました。

しっかり返済する

増枠するための大前提となるポイントです。お金をしっかり返してくれない人に、「もっとたくさん貸しても大丈夫だな」なんて思えないですよね。

これは利用中のクレジットカードだけではありません。その他のローンやキャッシング、公共料金の支払いなど、さまざまな面でクリーンでいる必要があります。

できるだけカードを利用額いっぱいまで使う

たとえば、毎月上限である50万円ぴったりまで使って、かつしっかり返済しているなら「60万円までなら大丈夫かな?」と思えるでしょう。一方で、毎月5万円しか使っていない「60万円まで大丈夫」とは考えられないはずです。

このように、増枠したい場合は、高額の利用を継続的に行う必要があります。ただし、それで支払いが滞ってしまったら本末転倒ですので気をつけましょう。

不要なクレジットカードを解約する

これは上述した与信枠を空けるために必要です。契約してあるキャッシングやローンなどがあったら、併せて整理しましょう。

登録情報を見直す

登録した情報が実際と異なると、「嘘を付いている」と見なされ審査で弾かれることがあります。特に、勤務先と雇用形態、年収は重要な要素です。退職や転職などが理由で収入が下がっていたとしても、正しく書くことを心掛けてください。

嘘はすぐにバレますし、嘘つきが信用されることはありません。

時間を置いて申請する

実は、増枠申請したという履歴は信用機関に残ります。何度も申請していると、「お金に困っている人なんだな」と認識されてしまいます。

この情報が消えるのは半年後ですので、それまで申請を我慢してください。これは、ローンやキャッシング、カードの作成などさまざまなお金にかんすることで共通しています。

さまざまな対策をして、それでも枠を増やしてもらえなかったら、諦めるしかありません。

増枠申請をパスするためにさまざまなノウハウがありますが、最善の方法は収入を上げることだからです。場合によっては、利用枠が比較的大きいクレジットカードを新しく作ることも検討してみましょう。

-佐藤コラム

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