ブラックリストについて正しい理解をしておくことでデメリットの克服が可能

ブラックリストに掲載されると、新たな借金ができなくなります。またクレジットカード審査も通らなくなり不都合が生じます。その一方で、一定期間が過ぎれば信用情報は回復し元通りになることや、ブラックリストに掲載中であっても状況によっては借入が可能になるケースもあります。信用情報を知る方法もあるため、自分の状況を正確に判断し、ブラックリストに対する様々な知識を得ておくことで、たとえ掲載されたとしても上手に克服していくことができるでしょう。

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ブラックリストについて正しい理解をしておくことでデメリットの克服が可能

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ブラックリストの意味と掲載される金融の事故情報

ブラックリストとは、クレジットカードなどの債務の返済が何回かに渡って行われなかった場合や、自己破産のように破産手続きをしている場合などに、個人信用情報として特記事項がつくことを意味します。

特記事項は「事故情報」として登録され、この場合にブラックリストに掲載されている状況になります。

個人信用情報は、各金融機関が情報を共有しています。

その人の個人情報、過去の借入履歴、現在の借入状況、延滞情報などがわかるようになっており、ブラックリストに掲載されている状態では、金融機関からお金の借入ができなくなったり、クレジットカードの発行審査に通らなくなったりするなどの不都合が生じます。

ブラックリストの管理機関に信用情報開示の申請が可能

ブラックリストの管理をしているのは、「全国銀行個人信用情報センター」「株式会社 シー・アイ・シー」「株式会社日本信用情報機構」の信用情報機関です。

それぞれで、銀行系、信販会社系、消費者金融系に分かれます。

信用情報開示制度があるため、自分がブラックリストに掲載されているかどうかの情報開示を求めることが可能です。

開示請求をする場合には、各自の借金の種類に応じてどの機関に請求するかを判断します。

請求には申込書や身分証明書、1000円程度の手数料が必要になりますが、決して難しい作業ではないため、自分の信用情報について疑念がある場合は確認しておくといいでしょう。

また、多重債務でどの会社からどの程度の金額を借りているのかよくわからなくなっているような場合も、情報開示をして調べることは可能です。

その情報は、債務整理などの際に活用することができます。

ブラックリストは一定期間経過後に情報が削除される

ブラックリストに載ったからといって、それが永久に続くわけではありません。

一定の期間が経過すると、事故情報がブラックリストから削除されます。

削除されるまでの期間は事故内容によって違いがありますが、5年から10年の期間が経過すれば消えることになります。

こちらから抹消の手続きをする必要もなく、期間の経過と共に自動的に消滅します。

消滅後は信用情報が回復されるため、ブラックリストに掲載されていた時に生じた融資の制限などの不利益は解消されます。

但し、いったんブラックリストに掲載されれば、指定された一定期間が経過するまでの途中でそれを消したり、期間を短縮したりすることはできません。

もちろん事実に違いがある場合は訂正や削除をすることは可能です。

またブラックリストはあくまで個人の金融情報になるため、金銭の借入などについては影響が出ますが、その他のことで不利益が生じるわけではありません。

ブラックリストに掲載されているからといって、その情報が周囲に漏れるわけではなく、就職活動や仕事において制限を受けるようなこともありません。

ブラックリストの掲載期間は借入について支障が出る

ブラックリストに掲載されると、基本的に新たな借金ができなくなり、ローン審査に通過することも無理になります。

また、クレジットカードを作ることもできなくなるなどの不利益が生じます。

但し、自分でブラックリストに掲載されていると思い込むような場合も少なからずあります。

実際は掲載されていないにもかかわらず、延滞したことから自分で判断してしまう場合です。

例えばクレジットカードの返済が少し遅れたからといって、すぐにブラックリストに掲載されるわけではありません。

一定期間の延滞が続いた場合や、繰り返し延滞をした場合などに該当するため、思い込みで判断するのではなく、 信用情報の開示請求をして確認することが大切です。

もちろん情報開示をしなくても、実際にクレジットカードを申し込んで確認することもできます。

クレジットカード会社に申し込みをしても全て審査に落ちるようであれば、他に思い当たる条件がない場合は、ブラックリストに掲載されている可能性が考えられます。

ブラックリストでもお金を借りることができる場合もある

ブラックリストに掲載されている期間は、基本的に金融機関からお金を借りることはできなくなります。

一定期間が過ぎれば情報は消えるため、その後にローンを組むことやクレジットカードを作ることはもちろん可能です。

しかし、たとえブラックリストに掲載中であっても、借入ができる可能性も残っています。

現在のその人の状態を確認して、勤務状態や年収、資産などを総合的に検討して信用できると判断した場合に借入審査が通ることもあります。

審査基準は金融会社ごとに違いがあるため、一つの金融機関が駄目でも、他の金融機関で審査が通る可能性も考えられます。

また、「申し込みブラック」と呼ばれる、ブラックリストに掲載されていないのに借入ができない状態にも注意が必要です。

これは、 短期間の間に複数の会社に借入申請を行った場合に、経済的困窮状態にあると判断されて借入ができなくなる場合です。

ブラックリストに掲載されているのと同じような扱いになってしまうため、借入する際には、短期間で複数の金融会社に借入申請をするのは控えた方がいいでしょう。

その場合は必ず一定期間を置くようにするのが適切です。

クレジットカード申請も同じであり、短期間のうちに複数の会社で申し込みをすると、やはり信用状態に問題があると考えられる可能性があります。

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