キャッシングの特徴は短期返済・小口融資。クレジットカードやローンとの違いを知って賢く利用する
突然お金が必要になった時は、キャッシングが便利です。クレジットカードに付いているショッピング機能やカードローンなどと用途の違いを把握して、本当に必要な時に使いましょう。
カードとATMがあればすぐに小口融資を受けられるキャッシング
キャッシングとは、お金を借り入れることを言います。クレジットカードに機能の1つとして付いていることもありますね。コンビニや銀行にあるATMを使って、次のように気軽に現金を借りられることが魅力です。
1.対応しているATMにキャッシングカードを入れる
2.メニューのなかから「借り入れ」「融資」などのボタンをタップする
3.暗証番号と借りたい金額、返済方法を入力する
4.現金を受け取る
カードとATMさえあればすぐに借りられることから、旅行などのレジャー、冠婚葬祭などのイベントなどで現金が必要になった時に使います。
[char no=”1″ char=”佐藤”]このように、キャッシングは小口の融資をすぐに受けられるという点がメリットです[/char]
混同注意、クレジットカードのショッピング枠はあくまで買い物用
キャッシングがクレジットカードに付いていることから、ショッピングとの違いが曖昧な方がいます。後者はあくまでも支払いの代金を立て替えてもらうだけ。現金そのものを借りることはできません。
また、クレジットカード自体は18歳以上なら誰でも利用できることほとんどです。しかし、キャッシングは20歳になってからでないと使えないことが多くなります。審査の通りやすさや、延滞時の措置なども、キャッシングのほうが厳しめです。
同じ借り入れをするローンは、長期返済・大口の融資
同じお金の借り入れを意味するローンとの違いは何でしょうか? 言葉の定義自体は曖昧ですが、銀行など両方を提供しているところは、これらを別ものとして扱っています。
その違いは、ローンが100万円以上の大口融資を受けることもある一方、キャッシングは限度額が数万~数十万円と小口なことです。このことからキャッシングは翌月一括払いが多く、金利が高めという傾向が見られます。
また、住宅やマイカーローンなどと違って用途は自由です。この点はカードローンと似ています。
[char no=”1″ char=”佐藤”]ショッピング機能やローンとの違いはしっかり把握して使いましょう。買い物する時や、大口の借り入れをする時にキャッシングを使うのはもったいないですね[/char]
キャッシングとローンの併用、複数利用の時は総量規制に注意
複数の借り入れをする時は、総量規制に気をつけましょう。これは賃金業法によって定められているもので、残高が年収の1/3を超える借り入れはできないとされています。
多くても数十万円までの小口融資で、また返済スピードも早いことが多いキャッシングでは、1ヶ所から借りるぐらいならほとんど気にならないでしょう。
ただし、大口のローンを利用している、もしくは複数の場所から借りている場合、この総量規制に引っかかってしまうことがあります。
[char no=”1″ char=”佐藤”]総量規制は、後に返し切れないほど無理な借り入れをしないために作られた制度です。引っかかりそうな時は、お金の使い方が適切か見直したほうが良いかもしれません[/char]