クーポンに依存して買物をする人は節約できていないのですよ
クーポン依存症をご存知でしょうか。
スマホやパソコンのサイト上であったり、折り込みチラシや雑誌などにも必ず何らかのクーポンが付いていますよね。
このクーポンを上手に利用してお買い物している間は良いのですが、酷くなってくるとクーポンを使わなければいけないと思い込んでしまうことにより、常にクーポンを探し続けて、そしてゲットしたクーポンは必ず使うと言うクーポン依存症に陥ってしまうのです。
笑い事ではなく、巷にはクーポン依存症に陥ってしまった人が相当いるのですよ。
お得だからととりあえず買ってしまうクーポン依存症
クーポン依存症とは、パソコンやスマホでサイト上やアプリを利用してクーポンを入手することが快感となり、手に入れたクーポンを全て使ってまで買い物する状態に陥っていることを指します。
クーポンは必ず割引した価格で商品を買えたり、食事したりできます。
10%くらいの割引の物から、中には半額以下で購入できてしまうクーポンまでありますよね。
本当に今必要なものであったり、前々から欲しかった物や食事してみたかったお店のクーポンを手に入れ、それで喜んでお買い物や食事を楽しむのならば本当に値打ちがありますよね。
ところがクーポン依存症にまでなってしまうと、今必要だとか前から欲しかったという思考が無くなり、クーポンで買えるのだからお得なのだ、それだけの思考でお買物をしちゃうのですよね。
いつしかクーポンをゲットすることと安く買えることだけが快感になり、必要不必要に関係なく買ってしまうのです。
クーポンで買い物しているから節約になっているはず
買物や食事は大半がクーポンを使っているわけですから、定価より必ず安く済ませており、相当の節約になっていると思いがちです。
ところがクーポン依存症に陥った人の大半は節約どころか、自身の収入以上にお金を使っていることが多く、貯金どころか借金をしている人が多いそうです。
安くなってるから絶対に得だと信じて買い物しているわけですが、実際には不必要なものをたくさん買う結果となり、収入と支出のバランスが崩れてしまっているのです。
厳密に言うとクーポンではありませんが、社員割引でも同じようなことが起きると言われています。
高いから興味が湧かなかったバッグが、社員割引で安く買えるとなったとたんに欲しくなってしまい、つい手にしてしまうのも同じ現象ですよね。
元々欲しいと思っていなかったモノを買っても、結局は使わずにタンスの肥やしとなり、また次のモノをクーポンや社員割引で買ってしまうのです。
クーポン依存症とクレジットカードの関係
昔ならばクーポンなど割引で購入する場合にはクレジットカード不可で現金のみ、といったお店も多かったのですが、今は特に制限なくカード払いができるお店が増えていますよね。
クレジットカードは手元にお金が無くてもモノが買えると言うメリットと、いくら使っているのかが分かりにくいデメリットがあります。
クーポン片手に片っ端から買い物する場合、やはりクレジットカードはデメリットとして機能してしまいます。
ですのでお買い物は現金と決めてしまいましょう。
しかし現金が手元にないこともありますよね。
そこでクレジットカードのキャッシング機能を使い、使っても良い金額をあらかじめ決めておきATMで出金する。
そうすれば決めた金額以上のお買い物はできなくなりますからね。
銀行や消費者金融のカードローンでキャッシングする場合でも同様のことが言えますよ。