公共料金はクレジットカード払いでポイントやクレヒスを継続的に育てる
公共料金をコンビニ払いや銀行引き落としにしている方。1度クレジットカードによる支払いを検討してみましょう。
払い忘れがなくなる、その他の買い物と履歴が一本化されて管理しやすくなるというメリットが期待できます。
その他、今後のクレジットカード取得が有利になり、もしかしたら今よりも支払いお得になるかもしれない点が注目ポイントです。
公共料金のクレジットカード払いで育つ、ポイントとクレヒス
通常の買い物と、公共料金の支払い。これらの決済は、クレジットカード明細では別の内容として記載されますが、それ以外はほぼ同じく「普通の支払い」として扱われます。
つまり、ポイントが溜まるということ。毎月数千円から数万円の支払いですから、還元率が低くても続ければ相当な額になるでしょう。
また、クレヒスの育成にも効果があります。つまり、公共料金を払い続けるだけで、クレジットカード会社から勝手に「この人は信用できる」と認識されるようになります。
「普段はあまりクレジットカードを使っていない」という方こそ、今後より良いカードを持つために、利用を始める価値があります。
クレジットカード払いに切り替える前に気をつけたい2つのこと
ポイントやクレヒス育成を期待して、すぐにでもクレジットカード払いに切り替えたいところ。ただし、その前に以下2つの注意点を押さえておく必要があります。
公共料金には口座振替割引がある
電気やガスなどの会社によっては、「口座振替割引」というサービスが設けられています。これは、銀行口座引き落としにすると料金がほんの少し安くなるというもの。
口座振替割引を適用させた場合とポイントを貯めた場合、どちらがお得かよく見極めてから、支払い方法を選ぶ必要があります。
具体的な額は会社によって異なりますが、このサービスが適用されると毎月50円ほど割引されることが多いようです。
カードの更新や再発行時にはまとめて手続きを行う
クレジットカードの有効期限が切れた、紛失で再発行したという時には忘れずに支払い変更手続きをする必要があります。
まとめて不払いになって知らないうちに電気やガスを止められないよう、何年かに1回は手続きしなければならないことを覚えておきましょう。
口座振替割引とポイントどちらがお得か、実際に計算してみました!
ポイントによるお得さを期待してクレジットカード払いを検討する場合、かならず口座振替割引との比較をしましょう。
たとえば、東京電力を始めとするさまざま電力会社は毎月54円の割引を行っています。還元率が1.0%の場合、電気代が5,400円以上なら54円分よりも多いポイントを得られてお得になります。
このように、それぞれの還元率で計算してみたものが以下です。
- 還元率0.5%の場合→10,800円以上
- 還元率1.0%の場合→5,400円以上
- 還元率1.5%の場合→3,600円以上
- 還元率2.0%の場合→2,700円以上
これらの額を超える電気代の場合は、銀行で口座振替割引を適用させるより、クレジットカードで支払ったほうがお得になるということです。
この考え方は電気にかぎらず、ガスや水道、インターネットなどどのような支払いでも同じです。
公共料金払いの効果が2倍以上になる、クレジットカードの選び方
ポイントやクレヒスの面で大きなメリットが得られる、公共料金のクレジットカード払い。その効果を最大限発揮させるためには、カードの選び方が重要です。
ただ何となく選んでしまっては、メリットがゼロになってしまいます。とくに以下の2つのうちどちらかを軸に考えてみましょう。
還元率が高いもの
還元率が高ければ、付与されるポイントが増えてお得になります。クレジットカードの還元率はまちまちで、小さいものなら0.5%、大きいものなら2.0%ぐらいまで。
つまり、選び方によって4倍もの差が出るとも考えられます。
クレヒスを育てていきたいもの
「今後、ゴールドカードを持ちたい」と考えているなら、その一般カードを支払いに使いましょう。カード会社からのインビテーション(招待)によるランクアップが期待できます。
[kaiwa src=”https://karizemi.com/wp-content/uploads/sites/71/2017/07/fp_satou_mini.jpg” class=”freview-r”]公共料金をクレジットカードで払うという方法は、かなり簡単で効果の高い有効活用法です。とくに、数少ないクレヒス育成法として、ぜひとも支払い方法の再検討をしてみましょう。[/kaiwa]