大学生 クレジットカード活用 審査通りやすい

大学生はクレジットカードの審査に比較的通りやすい属性です。その理由は、将来的に優良顧客になる見込みがあり、親の補償が期待できるから。発行会社を選ぶ時は、安易に還元率で決めることはNG。将来的にステータス性が高くなる学生カードも検討しましょう。

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大学生のクレジットカード活用のススメ。審査に通りやすいからこそ将来を見越した学生カードを取ろう

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趣味やサークル、オシャレなど、出費額が大きく増える大学生。クレジットカードがあると、ポイントの分だけお得になり、またお金の管理が簡単になります。

大学生のクレジットカード活用のススメ。審査に通りやすいからこそ将来を見越した学生カードを取ろう

クレジットカードの取得は、ぜひとも大学に入学したらすぐに始めましょう。所得がない、もしくはアルバイトの分しかなくても、審査には十分通ります。

8割が抱く勘違い。大学生はクレジットカードを作りにくいは嘘

大学生のなかには、「クレジットカードはお金を稼いでいる人が作るものだ」というイメージを抱いている方がいます。

そのためか、ほとんど収入がない時点で申し込んで審査に落ちることを怖がって、あまり積極的ではありません。

しかし、これは先入観による間違い。むしろ、以下のような理由から、大学生だからこそクレジットカードを取りやすいとも言えます。

クレジットカード会社は将来の優良顧客をいち早くゲットしたい

大学生が順調に卒業して就職すれば、安定した収入を得られるようになります。つまり、クレジットカード会社にとっては、将来の優良顧客に見えるわけです。

さまざまなカード会社がある今日、大学生のような有望株にいち早く投資しなければあっという間に顧客を奪われてしまいます。

このようなクレジットカード会社の思惑があることから、大学生は比較的審査に通りやすくなります。若干の収入しかなく将来的にも怪しいフリーターよりも、確率は遥かに高いと言えます。

大学生に収入がないのは当たり前。むしろ、無用なアルバイトなどはせず、勉学に励むべきでしょう。

支払いの遅延などトラブルがあっても、親が補償してくれる安心感

クレジットカード会社にとってもっとも嫌なことは、返済がないことです。

通常、長期間の不払いがあった場合は、債権会社に協力を要請することになります。しかし、それはコストが掛かりますし、かならずしも払ってもらえるともかぎりません。

とくに、独り身で収入がない方ほど不払いは起きがちです。リスクを考えて、このような属性の方は審査が通りにくくなります。

一方、学生は収入がないという点はいっしょでも、保護者の存在があります。万が一払えなかった時も、親が何とかしてくれる可能性が高いというわけです。

年齢や利用限度額など、大学生クレジットカード取得の注意点

大学生はクレジットカードを取得しやすいと言っても、支払い能力がないことはたしかです。

そのこともあって、申し込む時は以下のようにいくつか制約があることに気をつけなければなりません。

高校生や専門学生など、その他の学生の取得は?

一般的な大学生はクレジットカードの申し込みが可能です。それでは、その他の学生はどうでしょうか?

通常は18歳から取得できると定められているクレジットカードですが、立場によっては「何歳から」ということ関係なく、取れない場合もあります。

取得可能

大学生や大学院生、専門大学生、短大生は取得可能です。ただし、学生カードなどで年齢の上限が定められている場合、在学年数によっては引っかかる場合があります。

発行会社によっては取得可能

4年制以上の高専生の場合、18歳以上にかぎり作れる場合があります。ただし、この可否は各発行会社によって異なります。

不可

高校生以下は不可です。留年・浪人などで年齢を超えていても、在学中は原則として作れません。

未成年だと保護者の同意が必要、場合によっては20歳の取得も

大学生になれば誰でもクレジットカードを申し込めるようになりますが、未成年の場合にかぎり保護者の同意が必要です。

なかには、「無駄遣いするのが怖いから」という理由で許可を得られないこともあるでしょう。

20歳を超えれば同意なしに作れるため、それまで待つのも1つの手です。

利用限度額は一般よりも小さめ、上げることもほぼ不可能

学生の利用枠は小さいことが普通です。20万円あれば相当あるほう、場合によっては毎月5万円しか使えないことも。

所得がほとんどなく、アルバイトや親の仕送り、お小遣いなどで生活しているのですから当然でしょう。

50万円や100万円といった大きな利用枠は、社会人になり収入が上がるまでおあずけです。

おすすめクレジットカードは将来を見越した学生カード

基本的に支払い能力が低い大学生は、いきなりどのようなクレジットカードでも取得できるわけではありません。

たとえば、いきなり年会費が掛かるゴールドカードを取ることは難しいでしょう。ある程度かぎられた選択肢のなかから、お得なカードを選ぶ必要があります。

その選択肢の1つが、ポイント還元率が高く、比較的審査に通りやすいもの。たとえば楽天カードが代表で、すぐにメリットの恩恵を得られる点が魅力です。

しかし、大学生なら将来のことも見据えてクレジットカードを作りたいところ。そこでおすすめが、「学生カード」と呼ばれるものです。

これは文字通り学生に向けたもの。三井住友VISAを始めとする銀行系など、社会人になると少しハードルが高いクレジットカードも、学生カードとして取得できます。

また、学生の間に使い続けてクレヒスを育てていけば、社会人になった時に一般カードにシフトして手にできる可能性も。

もちろん、さらにがんばれば、ゴールドやプラチナ、ブラックなどへとランクアップすることも可能です。


将来のことを考えて、ぜひとも学生のうちにクレジットカードを作りましょう。その時、安易に還元率で考えるのではなく、将来的にステータス性の高いカードも狙える学生カードを選ぶことがおすすめです。

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