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個人向けに融資をおこなうカードローンは、おおくの方が知っているでしょう。気軽に利用できる金融商品として人気を集めています。
無担保で契約ができるなどメリットが注目されますが、同時にデメリットも存在します。マイナス面、短所の仕組みを知ることは、お得で賢いローンの利用につながります。
カードローンとは個人の信用をもとにおこなわれる無担保融資です
個人向けに銀行系や信販系、消費者金融系などが提供している、無担保融資のサービス。専用のカードで借り入れや返済をおこなうため「カードローン」と呼ばれます。
審査にかかる時間も短く、申し込みが通れば即日から利用することも可能です。街中にある金融機関やコンビニのATMが利用できるため、急な出費に対応できる利便性をもちます。
必要時にお金を借りる場合において、もっとも頼れる身近な存在といえるでしょう。
しかしながら、担保があって成立する一般的な融資とはことなり、個人の信用情報をもとにカードローンの契約はすすめられます。そのため、気軽に申し込みはできますが、必ずしも通りやすいとは限りません。
申請ができる基本的な条件としては、「在籍が確認でき、継続的に安定した収入がある方」です。年収や年齢による制限はないため、ふだん働いている方であれば、基準を満たしているといえるでしょう。
また、収入の安定がむずかしいとされる学生や主婦層のニーズにあわせて、利用限度額を低く設定したタイプを用意しています。
専用のカードで急な出費にも対応できるカードローン。無担保で融資を受けることのできる、個人向けの金融商品です。申し込みの審査はありますが、必要とするおおくの方が利用できます。
自由な使い道・追加融資OK。利便性のほかにあるさまざまなメリット
身近なコンビニなどのATMで、24時間対応する利便性のほかにも、次のようなメリットがあります。
目的が限定されない自由な使い方が可能
マイカーや住宅などを購入するための目的ローンとはことなり、カードローンの使い方は自由です。用途が限定されないため、さまざまなシーンで活用することができます。
もちろん、申し込みだけで実際に使わなくても、ペナルティなどはありません。万が一のための資金としておける利用ができるのもメリットのひとつです。
追加融資も大丈夫 借り入れと返済が何度でもできる
限度額の範囲内ならば、何度でも借りたり戻したりすることができます。あらためて融資を受ける場合、ほかのローンは、一度完済してから再審査を受ける仕組みですが、カードローンはその必要がありません。
100万円の利用枠が認められているとしましょう。すでに50万円を引き出していたとしても、残金を用途に関係なく自由に使うことができます。
目的にしばられない手軽さが、無計画な悪循環につながるケースも
便利で頼れる存在ですが、使い方や認識を間違えるとトラブルや返済を長引かせる原因につながります。注意点として挙げられるデメリットが次の通りです。
金利が高く設定されている
用途に制限がないカードローンは、目的別のタイプと比較すると金利が高い傾向にあります。
月々に返済する金額がおおきいこと、万が一入金が遅れた場合に支払う遅延損害金も高くなることを心得ておきましょう。
繰り返しの悪循環になりやすい
範囲内であれば、借り入れと返済が何度でもできる便利なシステムです。しかしながら、認識をあやまると延々と繰り返し、いつまでも返済が終わらないケースにつながります。
期間が長くなるほど利息もふくらむため、計画性と自己管理が大切です。
気軽に利用できるため無計画に借りてしまう
収支のバランスを忘れた借り入れは、気がつくと返しきれない金額をかかえることになります。メリットのひとつ、気軽に利用できることが無計画な使用にむすびつくことになると、心掛けましょう。
カードローン利用の基本は借りている意識を忘れないこと
個人が無担保で使うことができるカードローン。用途に関係なく気軽に借り入れと返済ができるため、さまざまな目的に活躍します。しかしながら、ほかにはない便利さが、計画性のない使い方へとつながるリスクもふくんでいます。
カードローンを利用するときは、お金を借りるメリットだけではなく、同時に存在するデメリットも意識することが大切です。